まるで獲物を見つけた猛獣だ。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021」10月29日の第2試合で、KONAMI麻雀格闘俱楽部・伊達朱里紗(連盟)がツモリ四暗刻をテンパイ。アガリへ向けて危険牌を切り飛ばす際の、卓上を鋭い目つきで睨むシーンに、ファンの興奮は最高潮となった。
【動画】役満を狙う伊達朱里紗の“ハンターアイ”

 状況は東2局、多井が5巡目にリーチ。対する伊達はその一発目で、四暗刻のイーシャンテンにこぎつけていた。多井の河を一瞥すると、伊達はスジとはいえ当たれば致命傷になりかねないドラの1索をプッシュした。これを見た多井は思わず顔を歪める。