ルーキーながらもここまで10勝を挙げ、マウンド上でも感情を表に出していくスタイルで話題の北海道日本ハムファイターズの伊藤大海投手。そんな同投手のプレイスタイルについて、数多の名投手のボールを受けてきた元・千葉ロッテマリーンズの正捕手・里崎智也氏が言及した。
【映像】感情を表に出す日本ハム・伊藤大海のプレー（11：20～）
伊藤について里崎氏は、「オリンピックで日本代表になって、ほかのチームの先輩や選手と意気投合したっていうのも、いろんなことをやりやすくなったんですよね」と、今夏に行われた東京五輪で日本代表入りしたことが、今の伊藤のプレースタイルをよりやりやすい状況にしていると解説。
また、今月21日に行われたソフトバンク対日本ハムの一戦では、今季限りでの引退を発表していた福岡ソフトバンクホークス・長谷川勇也外野手の現役最後の打席で、伊藤は真剣勝負を行った。結果、内野ゴロに打ち取ったが、ヘッドスライディングをした後に一塁ベース上で悔しそうにしている長谷川に対して、伊藤がマウンド上で帽子をとって深々と一礼した様子がネット上で話題になった。
これに対し里崎氏は、「なかなか引退試合に投げるというのもないですし、僕は個人的にこういった真剣勝負がいいなと思いますよ。引退試合も。プロの最後の勝負をして、逆に清々しくていいなと思います」と、長谷川に真剣勝負を挑んだ伊藤を称賛した。（ABEMA『バズ！パ・リーグ』）
