渡辺明名人「さっきこうなった」「こうなるよね」“ガチ監督”ぶりが話題に「ガチ指導だな」「監督賞」/将棋・女流ABEMAトーナメント
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 やるからには本気で勝ちに行く。女流による早指し団体戦「第2回女流ABEMAトーナメント」の予選Bリーグ第1試合、チーム加藤とチーム渡部の対戦が10月30日に放送された。チーム加藤の監督を務める渡辺明名人(棋王、王将)だが、チームを勝利に導こうと限られた時間で戦術を細かく選手に指導。この“ガチ監督”ぶりがファンの話題となった。

【動画】初の監督を務めた渡辺明名人

 渡辺名人はタイトル通算29期を誇り、竜王と棋王で永世称号の資格も持つトップ棋士の一人。現在も藤井聡太三冠(王位、叡王、棋聖)と並んで三冠を保持し、将棋の普及活動にも積極的だ。今回の女流ABEMAトーナメントにも今後、後進を育てていくことを学ぶためのいい機会と考え、監督を引き受けた。

 他チームの監督たちが、細かい指導というよりもチームのムードを高めようとする言葉が多い中、渡辺名人は相手の棋風、選択が予想される戦型についてなど、女流棋士のレベルに合わせてアドバイス。「さっき、こういう感じになったじゃん。どっかでこうだよね。こっち来て、どっかでこうなるよね」と、作戦会議室に置かれた盤駒を用いて、どんどんと戦略を立てていった。これにはファンからも「ガチの指導将棋」「ナベ監督有能だな」「監督賞」「監督が一番真剣w」など、その熱心な指導を喜んでいた。

渡辺明名人「さっきこうなった」「こうなるよね」“ガチ監督”ぶりが話題に「ガチ指導だな」「監督賞」/将棋・女流ABEMAトーナメント

 このアドバイスの効果もあってか、チームはスコア5-1と快勝。ただ渡辺名人は「スコアは余裕がありましたが、一局一局はシーソーゲームが多かったんで疲れましたね」と苦笑い。それでも「控室の様子を覗き見していたんですが、楽しそうでした。控室では手が見えているんで、自信を持ってやってもらっていいと思います」と選手たちを激励していた。

◆第2回女流ABEMAトーナメント 第1回は個人戦として開催され、第2回から団体戦に。ドラフト会議で6人のリーダー棋士が2人ずつ指名し、3人1組のチームを作る。各チームには監督棋士がつき、対局の合間にアドバイスをもらうことができる。3チームずつ2つのリーグに分かれ総当たり戦を行い、上位2チームが本戦トーナメントに進出する。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールール。チームの対戦は予選、本戦通じて、5本先取の9本勝負で行われる。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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【動画】女子高生で女流棋士・内山女流2級
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