将棋の藤井聡太三冠(王位、叡王、棋聖、19)が11月3日、将棋日本シリーズ JTプロ公式戦の準決勝第2局で、永瀬拓矢王座(29)に99手で勝利、自身初の決勝進出を決めた。決勝では、前年優勝の豊島将之JT杯覇者(竜王、31)との対戦が決まった。
【中継】「将棋日本シリーズ」準決勝第二局 藤井聡太三冠 対 永瀬拓矢王座
藤井三冠のプロデビュー間もないころから、練習将棋を重ねる間柄である両者の対戦は、本局で8局目。過去の対戦成績では藤井三冠が6勝1敗とリードしていたが、現在の将棋界をリードするタイトルホルダー同士の対戦とあって、多くの将棋ファンが注目を集める一局となっていた。