藤井聡太三冠、最年少四冠かけた一局は「角換わり」1日目午前中で64手目まで進むスピード進行、中盤の難所に突入/将棋・竜王戦七番勝負 将棋藤井聡太 2021/11/12 12:36 拡大する 将棋の藤井聡太三冠(王位、叡王、棋聖、19)が11月12日、竜王戦七番勝負第4局で、豊島将之竜王(31)と現在対局中だ。藤井三冠が勝てば、史上最年少での四冠達成となる一局だが、注目の戦型は角換わりに。お互い序盤の研究の深さにも定評があるが、先に主導権を手にするのはどちらの棋士か。【中継】第34期 竜王戦 七番勝負 第四局 1日目 豊島将之竜王 対 藤井聡太三冠 両者の対戦は、今年度だけで15局目。うち14局はタイトル戦で、お~いお茶杯王位戦七番勝負、叡王戦五番勝負、そして竜王戦七番勝負という3つのタイトル戦を合わせて「十九番勝負」とも呼ばれている。14局の成績は藤井三冠が6連勝を含む11勝3敗と圧倒している。ともに居飛車党だが、戦型は相掛かり8局、角換わり6局の2択。本局でもこのどちらかが選択されると予想されていたが、角換わりが選ばれた。研究が進んでいることもあってか、1日目の午前中から指し手は早く、昼食休憩までに64手目まで進み、中盤の難所を迎えている。 続きを読む