将棋の藤井聡太三冠(王位、叡王、棋聖、19)が11月12、13日に行われた竜王戦七番勝負第4局で、豊島将之竜王(31)を122手で下し、同シリーズの成績を4勝0敗で竜王位を奪取した。史上最年少19歳3カ月での四冠達成で、棋士の序列でも1位に。将棋界の頂点に立つと、対局後の新竜王としての記者会見では、最高峰タイトルの獲得に「幸運だった」と語り、さらに「将棋は奥が深くて、どれだけ考えてもわからない」と、さらなる努力を誓っていた。会見の内容は以下のとおり。