レジェンド中井広恵女流六段、貫禄の2勝 事前特訓で夫婦仲もアップ?「過去一番指したくらい」/将棋・女流ABEMAトーナメント
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 初参戦の超早指しが、夫婦仲を高める効果もあったかもしれない。女流による早指し団体戦「第2回女流ABEMAトーナメント」の予選Bリーグ第3試合、チーム西山とチーム渡部の対戦が11月13日に放送された。チーム渡部の中井広恵女流六段はタイトル通算19期を誇るレジェンドの一人。若手も多い同大会への対策として、事前の練習を多くこなしてきたが、その相手が夫の植山悦行七段。「家で主人にだいぶ指してもらいました」と語ると、周囲が一気に和やかな雰囲気に包まれた。

【動画】夫と特訓した中井広恵女流六段

 中井女流六段は、1990年代半ばから2000年代にかけて清水市代女流七段とタイトルを二分してきたレジェンド。永世称号、クイーン名人の有資格者でもある。同大会には、渡部愛女流三段からドラフトで指名を受けて参戦。戦うごとに、若手有利とされる超早指しへの対応力も高めると、チーム西山との試合では山口恵梨子女流二段と2局指して連勝。西山朋佳女流三冠には敗れたものの、力がこもる一局を作り上げた。

レジェンド中井広恵女流六段、貫禄の2勝 事前特訓で夫婦仲もアップ?「過去一番指したくらい」/将棋・女流ABEMAトーナメント

 チームとしては0勝2敗、得失点差-6で予選敗退が決定。ただ、試合後の中井女流六段の言葉により、一瞬で場が和んだ。フィッシャールールで戦ってみた感想を聞かれると「このABEMAトーナメント出場にあたって、家で主人にだいぶ指してもらいました。過去一番指したんじゃないかってぐらい、指してもらった」とにっこり。これを渡部女流三段が「夫婦仲も深まりましたか」と拾うと、「ケンカにならない程度の結果だったのでよかったかな」と、夫婦での“特訓”を振り返っていた。

 夫婦そろって将棋のプロ、という組み合わせは多いが、ABEMAトーナメントに向けて夫婦でトレーニングを積んだというエピソードはこれまで聞かれなかっただけに、ファンからも「それは素敵ね」「よかったよかった」と、微笑ましいという感想が多く見られていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

【動画】圧巻の強さを見せる西山朋佳女流三冠
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【動画】夫と特訓した中井広恵女流六段
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