＜大相撲十一月場所＞◇九日目◇22日◇福岡・福岡国際センター
前頭十五枚目・阿炎（錣山）が前頭十枚目・千代大龍（九重）を引き落としで下して勝ち越しを決めた取組で、実況・清野茂樹アナウンサーのトークにツッコミが殺到する一幕があった。
阿炎は昨年7月場所後、日本相撲協会のガイドラインに違反していたため、3場所連続出場停止処分を受けた。今年の三月場所から復帰すると、幕下、十両と優勝して勝ち上がり、今場所で7場所ぶりの返り入幕を果たしていた。
一方、阿炎は昨年6月下旬に結婚。子宝にも恵まれたが、出場停止処分を受けて家族と別居生活を送り、「幕内で勝ち越してから自宅に戻り家族と過ごすと決めていた」という。そんな中、勝ち越しまであと1勝の状態で九日目の取組を迎えることとなった。
ABEMAで実況を務めた清野茂樹アナウンサーは「勝てばいよいよ同居ということになりますよね」「余計なお世話なんですけど、我々も非常にドキドキしながら見ています」と興奮気味に話す。その後の取組では、立ち合いもろ手で前に出た阿炎がすぐに引いて相手のバランスを崩し、引き落としを決めて見事に今場所勝ち越しとなる8勝目を挙げた。
阿炎の勝ち越しが決まると、清野アナは「阿炎の勝ち！同居決定！」と大盛り上がり。「これは奥さんもうれしいでしょう」と推測していた。
だがその後、視聴者からは「同居決定ってウケるｗ」「初めてきく言葉www」「同居決定戦を制した阿炎」「妄想実況がすぎるぅ！」「そんな実況初めて」といったツッコミが殺到。CM明けに清野アナは「コメント欄を見ると『妄想実況がすぎる』と書かれております。申し訳ございません」と謝罪していた。
（ABEMA『大相撲チャンネル』）
