大相撲十一月場所>◇十日目◇23日◇福岡・福岡国際センター

 賜杯争いの主役がこのまま優勝なるか。ここまで無傷の連勝を飾っていた横綱・照ノ富士(伊勢ヶ濱)が無敗をキープし10勝目を挙げた。一方、同じく無敗だった大関・貴景勝(常盤山)は関脇・明生(立浪)に土をつけられ1敗目を喫した。

 2場所連続、6度目の賜杯を目指して今場所に臨んでいる照ノ富士はこの日、元横綱・朝青龍氏の甥である前頭五枚目・豊昇龍(立浪)との取組で、両腕を極めて前に出る危なげない相撲を見せた。ABEMAで解説を務めていた元小結・旭道山は「相手の体がそんなに大きくないですから、まわしを取られないように中に入られないようにしましたね。極められたら相手は動けません」と勝因について分析。実況の田中大貴アナウンサーも「(豊昇龍は)成す術なしでしたね」と同調していた。

 一方、貴景勝は前日、豊昇龍との取組で土俵下に落下し、強打した右膝が心配されていた。関脇・明生(立浪)との取組では、激しい相撲になるも、最後は勢いよく土俵の外に押し出された。旭道山は「これだから相撲はわからないんですよ。両者、かましは良いですよ。貴景勝さんもいなしで残りましたけれど、最後は引き込んで敗れてしまいましたね」と解説した。

 また、ここまで1敗を守っている前頭十五枚目・阿炎(錣山)は前頭八枚目・翔猿(追手風)を突き出しで下し9勝目を挙げた。同じく1敗をキープしていた関脇・御嶽海(出羽海)は前頭四枚目・宝富士(伊勢ヶ濱)に寄り切りで敗れ、2敗目を喫した。

 横綱が優勝候補ながら、大関・貴景勝、そしてダークホースの阿炎が星の差一つで追う格好となった。なお、大関・正代(時津風)は元大関で前頭五枚目・高安(田子ノ浦)を押し出しで下し6勝目を挙げた。高安は6敗目を喫した。 (ABEMA『大相撲チャンネル』より)

※高安の高ははしごだかが正式表記

大相撲LIVE 十一月場所(幕内)11日目 | 新しい未来のテレビ | ABEMA
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