照ノ富士が初の幕内全勝優勝 相撲ファンも興奮「すごいね横綱相撲だわ」

大相撲十一月場所>◇千秋楽◇28日◇福岡・福岡国際センター

 2場所連続6回目の優勝を飾った横綱・照ノ富士(伊勢ヶ濱)が、初の幕内全勝優勝をかけて大関・貴景勝(常盤山)との一番に臨んだ。盤石の内容で、貴景勝を押し出しで下し、初日から無傷の15連勝を飾った。

 今場所の照ノ富士は、相手に攻め込まれる展開でも冷静な取り口が目立った。これぞ横綱の貫禄とばかり、危なげない取組で相撲ファンを魅了し続けた。

 貴景勝との千秋楽の一番では立ち合い“バチンっ”とぶつかっていった両者だが、その後、お互い出方を伺うような展開になる。距離を取り両者が見合うような場面に館内が沸く瞬間もあったが、最後は照ノ富士が貴景勝を土俵の外に押し出した。

 ABEMAで解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「良い相撲なんですけど、すみません横綱は落ち着いてます。貴景勝を受けてますもんね。横綱としての相撲を取っています。胸を貸すというような感じですよね」と横綱の強さを称賛。実況を務めた高橋大輔アナウンサーが「ということは、横綱と大関ですけれど、それくらい実力差がついてしまっている?」と聞くと、花田氏は「実力差がついてしまったという感じですね」と返していた。貴景勝は12勝3敗で今場所を終えた。

 照ノ富士の全勝優勝を受けて相撲ファンからも「すごいね横綱相撲だわ」「全勝!来年もこりゃ天下無双だ」「横綱さすが強い」「どうやったら勝てるんだこの人?」などの声がコメント欄に続々と寄せられていた。

 また、前日、照ノ富士に敗れ、優勝の可能性を失った前頭十五枚目・阿炎(錣山)は、前頭二枚目・隆の勝(常盤山)に押し出しで敗れ、九州場所を12勝3敗で終えた。熊本出身の大関・正代(時津風)は関脇・御嶽海(出羽海)に押し出しで敗れ9勝6敗とした。御嶽海は11勝4敗となった。 (ABEMA/大相撲チャンネルより)

※高橋大輔の「高」ははしご高が正式表記。