将棋の豊島将之九段(31)が、自身としては初となる弟子、岩佐美帆子さん(16)について「真面目に将棋に取り組んでくれそう。自分も刺激を受けたいです」と語った。
豊島九段は、12月26日「SUNTORY 将棋オールスター 東西対抗戦2021 決勝戦」に出場。対局間に行われたトークショーで、25日に弟子を取ることが明かされたことについて触れ「私がお世話になっている方に将棋を教わっている。(岩佐さんが)小学生のころから知っていて、何回か指導対局もしています」と、付き合いは古いとし、「私も師匠の桐山九段には将棋をたくさん教わりましたが、アドバイスは少なくて見守っていただいた形。私も彼女の棋風をチェックしつつ、あまり口出ししないように」と、方針も明かしていた。
豊島九段は今期、藤井聡太竜王(王位、叡王、棋聖、19)と3つのタイトル戦で対決。王位で挑戦失敗、竜王と叡王は防衛に失敗し、久々に無冠に転落し、巻き返しを狙う真っ最中。自分のためにも、いくらでも時間が欲しいところではあるが、女子高生の弟子を迎えることで、新たな刺激を受け、自身の成長につなげたいところだ。
(ABEMA/将棋チャンネルより)