昨年最下位から、25年ぶりにパ・リーグ制覇を果たしたオリックス・バファローズ。首位打者の吉田正尚選手はもちろんのこと、本塁打王の杉本裕太郎選手、両リーグ最多の18勝で沢村賞など主要タイトルを総なめにした山本由伸投手、高卒2年目にして13勝をあげた宮城大弥投手など、様々な選手が台頭した。
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そのほか、“令和の怪物”千葉ロッテ・佐々木朗希投手のデビュー、“平成の怪物”松坂大輔投手に“ハンカチ王子”斎藤佑樹投手の引退、“BIGBOSS”新庄剛志監督の就任など、最後まで話題の尽きなかったパ・リーグ。
ABEMA『バズ!パ・リーグ』では、『パーソル パ・リーグTV』がこの1年に配信した動画の視聴数をまとめた「パ・リーグTV年間再生数プレイヤーランキング」を元に、元千葉ロッテの里崎智也氏、西武ライオンズや千葉ロッテ、イタリアで活躍したG.G.佐藤氏、東京ヤクルトや福岡ソフトバンク、メジャーリーグで活躍した五十嵐亮太氏とともに今季のパ・リーグを振り返った。
ランキングの7位(816万PV)に入ったのは、北海道日本ハムファイターズの杉谷拳士内野手。「球界が誇るエンターテイナー」ともいえるほどに、プレーだけでなく、数々のファンサービスで見る人を魅了し続けている。これまでオフにはテレビのバラエティ番組に出演することが恒例となっていたが、今季は打率.117と不振に終わり、“BIGBOSS”新庄剛志監督からは“バラエティ禁止令”が出されることになった。
そのことについてG.G.佐藤氏は、「BIGBOSSが切り札として使いたいっていうことですよね。エンターテイナーができるのはわかったから、野球で結果を出してくれっていう、野球での活躍を期待している部分だと思います」と、新庄監督の意図を推測する形でコメント。
また、五十嵐氏は「年間通しての成績は、たぶん本人も納得いってないんでしょうけども。こういった(試合の)ポイントで彼が出てくるっていうことは、それなりに仕事をしているからこそだと思うんですよね」と、“サヨナラ押し出しフォアボール”などの見せ場を作っていることをあげつつ、「でもオフも(バラエティに)出てほしかったですけど(笑)」と本音を明かした。
一方で、里崎氏は「BIGBOSSがいっぱい出てますからね」と、新庄監督が積極的にメディアに出ていることに言及。G.G.佐藤氏も「(もしかすると)オレより目立つなってことなんですかね。“お前、あんま目立つなよ”みたいな」と笑った。(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)