羽生善治九段、残留に負けられない一局 相手は6戦全勝の斎藤慎太郎八段 戦型は「相掛かり」/将棋・順位戦A級 将棋羽生善治,斎藤慎太郎 2022/01/07 12:11 拡大する 将棋の順位戦A級7回戦が1月7日に行われ、羽生善治九段(51)と斎藤慎太郎八段(28)が現在対局中だ。戦型は相掛かりになった。29期連続でA級以上(名人9期)を維持している羽生九段だが、今期は降級のピンチ。逆に挑戦目前と好調の斎藤八段を相手に、新年初対局で貴重な白星を得られるか。【中継】順位戦 A級 第7回戦 羽生善治九段 対 斎藤慎太郎八段 羽生九段は1993年度にA級に初参戦して以来、そこから永世称号を獲得する名人9期を含め、29期連続でA級以上。今期残留を果たせば、節目の30期連続となるが、ここまで2勝4敗で10人中9番手。下位2人がB級1組に降級するためピンチに陥っている。本局を含め残り3局を全勝すればトータルでも勝ち越しとなり残留確定。だが、昨期も苦しんだ羽生九段は、その成績を元にした順位が8位でスタートを切ったため、勝敗数で並んだ場合は、順位が上の棋士に“頭ハネ”される可能性がある。最低でも残りを2勝1敗、トータル4勝5敗で全日程を終えたいところだ。 続きを読む