世界一の称号を手にしたチームは、11年前まで世界のトップ40に男子の誰一人到達したことがなかったカナダだった。男子プロテニスの国別対抗戦『ATPカップ』。21歳のフェリックス・オジェ アリアシムと22歳のデニス・シャポバロフを主力とした若いチームが、デビスカップで6度の優勝を誇るテニス王国スペインを2-0で破り、第3代チャンピオンに輝いたのだ。