将棋のALSOK杯王将戦の七番勝負第1局が1月10日、2日目を迎えた。前日、挑戦者の藤井聡太竜王(王位、叡王、棋聖、19)が封じた47手目が開封された。封じ手は「▲3五歩」。防衛を目指す渡辺明王将(名人、棋王、37)の手番で、対局が再開した。形勢は互角、持ち時間は藤井竜王がややリードしている。研究も深い両者の主導権争いが続く中、先勝に近づくのはどちらか。