将棋の朝日杯将棋オープン戦の本戦トーナメント1回戦が1月15日に行われ、豊島将之九段(31)が梶浦宏孝七段(26)に114手で勝利した。豊島九段は午後2時から菅井竜也八段(29)とベスト4入りをかけて対戦する。
【動画】第15回朝日杯 本戦トーナメント 豊島将之九段 対 梶浦宏孝七段
梶浦七段の先手で始まった一局は、トップ棋士の間でも流行している相掛かりからスタート。先に仕掛けた豊島九段がペースを握ったが、梶浦七段も巻き返して形勢はほぼ互角のまま中盤へ。その後も微差でせめぎ合ったが、徐々に豊島九段がポイントを稼ぎ、積極的な姿勢で梶浦七段に攻めの手番を回さず勝ち切った。
◆朝日杯将棋オープン戦 持ち時間40分の早指し棋戦。一次予選、二次予選を勝ち抜いた棋士が、シード棋士を含めた計16人で本戦トーナメントを戦う。参加は全棋士、アマチュア10人、女流棋士3人で優勝賞金は750万円。藤井聡太竜王が3回優勝したことでも知られている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)