そこにいたらアガれないよー!プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021」1月20日の第1試合、EX風林火山・松ヶ瀬隆弥(RMU)がリーチ後に暗カンするも、残り少ないアガリ牌が新ドラ表示牌として出現。これに思わず松ヶ瀬は落胆。力なくツモるその様子に視聴者が共感した。
3着目での親番、是が非でもアガりたい松ヶ瀬は11巡目にリーチ。待ちは2索と5索のシャンポン待ちで、2索は1枚切られている。見た目で残り3枚、他家が使っているケースも考えると、山にいるのはもっと少ないという苦しい待ち。実際に山に残っていたのは赤5索だけという状況だ。
ハイテイ直前、松ヶ瀬は暗刻の1筒を引くと、力強くこれをカン。実況の日吉は「赤5索だけ残っている!カンだ!」と絶叫。解説の渋川も「まずパワーアップ!」と合わせて興奮気味だ。視聴者もこのリーチに「松ヶ瀬つもあるで!!」と大盛り上がりで、まずは新ドラに注目した。
しかしこの時、新ドラ表示牌としてめくられたのは、なんと待ち牌の赤5索。これで松ヶ瀬はツモアガリがなくなってしまった。これに日吉は「ああー出てきた!」と絶叫し、渋川も「いらない!」と思わず松ヶ瀬の思いに寄り添った。さらに日吉は「無念すぎる!」とまた声を枯らした。
当事者の松ヶ瀬はその事実は知らないものの、待ち牌が目に見えて減ったことで表情には落胆の色が出た。最後のツモ牌を持ってくる際にはもう半ば諦めモードといったところ。日吉が「風林火山の楽屋はみんなズッコケましたよ。ズコーですよ!」と続けると視聴者は爆笑をこらえきれず「ズコー!」「カンドラで絶望w」「声出して笑ったごめんwww」「今の実況解説は面白いwww」とコメントが殺到した。
流局後、松ヶ瀬は口を“へ”の字に曲げて、手牌を公開した。無念の様子に視聴者はまた反応し「力抜けたw」「悲しそうw」「日吉とカメラの大仕事wこれがMやww」とまたコメントを連投していた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)