将棋界の子どもとかわいがる弟子の勝利は、何よりもうれしいはずだ。「第1回ABEMA師弟トーナメント」予選Bリーグ1回戦・第2試合、チーム谷川とチーム鈴木の対戦が1月22日に放送された。この第1局で、チーム鈴木・梶浦宏孝七段(26)がチーム谷川・谷川浩司九段(59)に146手で勝利した。この勝利がチーム鈴木のストレート勝ちを呼び込むことにもなったが、弟子の勝利を全力で喜んだのが師匠の鈴木大介九段(47)。顔を見るなり「よーし、わしゃわしゃわしゃ」と、ペットの全身をなでまわすような仕草と笑顔で出迎えた。