将棋のALSOK杯王将戦の七番勝負第2局が1月23日に2日目を迎えた。前日、挑戦者の藤井聡太竜王(王位、叡王、棋聖、19)が封じた58手目は「△3五銀」で、午前9時過ぎに渡辺明王将(名人、棋王、37)の手番で対局再開となった。形勢は藤井竜王が優勢と見られ、最年少五冠に近づく連勝に向けて好調な指し回し。渡辺王将としては4連覇のためにタイに戻すべく、この2日目で底力が引き出せるか。