藤井聡太竜王、第2局は快勝 開幕から2連勝で史上4人目・最年少での五冠にあと2つ/将棋・王将戦七番勝負 将棋藤井聡太,渡辺明 2022/01/23 16:18 拡大する 将棋のALSOK杯王将戦の七番勝負第2局が1月22、23日に行われ、挑戦者の藤井聡太竜王(王位、叡王、棋聖、19)が渡辺明王将(名人、棋王、37)に98手で勝利した。第1局も制していた藤井竜王は、これで開幕から2連勝。史上4人目、最年少での五冠達成にあと2つと迫った。【動画】朝日杯では「がっくりシーン」も話題になった藤井聡太竜王 第1局は最終盤、大熱戦の末に藤井竜王が制して先勝。第2局は渡辺王将の先手で、角換わりから始まった。お互い深く研究を進めていたのか、序盤は居玉のまま早くペースで指し手が進み、先後同型の形で駒組みを整えたが、1日目の昼食休憩を挟んで両者が大長考。藤井竜王は、プロ入り後に自身最長となる2時間28分も使うなど、早々に迎えた勝負どころを見極めた。これが功を奏したか、1日目の封じ手前から形勢は藤井竜王の優勢に振れた。 続きを読む