一筋でも光が見える限り、決して諦めはしない。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021」1月25日の第1試合で、TEAM雷電の本田朋広(連盟)がチームとして実に16試合ぶり、個人としても12戦ぶりのトップを飾った。
【動画】久々の勝利を噛みしめる本田朋広
 ここまでチームは本田、萩原聖人(連盟)、瀬戸熊直樹(連盟)、黒沢咲(連盟)と4人全員がマイナス。チームポイントも前日までにマイナス800ポイントを超え、7位に大きく離される断トツの最下位とまさに絶体絶命の状況だ。そんな中で迎えた当試合は起家からセガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)、EX風林火山・勝又健志(連盟)、U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)、本田の並びでスタート。浮上のきっかけをなんとしてでも掴みたい本田は東1局、幸先良くリーチ・ツモ・平和・ドラの5200点をアガると、東3局では小林から發・ドラ3の満貫・8000点をもぎ取った。後半、茅森の追撃があったものの、放銃を回避し続けてギリギリの逃げ切り。「そんなにカッコいいトップじゃなかったですね」と苦笑したが、久しぶりの勝利で「本田ナイスだ!」「本田さんおめでとう!!ありがとう!!」「マジで本田よく耐えた!!!」「今日の対局は泣ける」「よかったよぉぉぉぉぉ」「雷電おめでとう!!!」「充電完了!!!」などとファンを大いに沸かせた。