2022年初の雷鳴、轟く!本田朋広、久々勝利でチーム16試合ぶり「後悔しない麻雀を打ちたい」/麻雀・Mリーグ
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 一筋でも光が見える限り、決して諦めはしない。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2021」1月25日の第1試合で、TEAM雷電の本田朋広(連盟)がチームとして実に16試合ぶり、個人としても12戦ぶりのトップを飾った。

【動画】久々の勝利を噛みしめる本田朋広

 ここまでチームは本田、萩原聖人(連盟)、瀬戸熊直樹(連盟)、黒沢咲(連盟)と4人全員がマイナス。チームポイントも前日までにマイナス800ポイントを超え、7位に大きく離される断トツの最下位とまさに絶体絶命の状況だ。そんな中で迎えた当試合は起家からセガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)、EX風林火山・勝又健志(連盟)、U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)、本田の並びでスタート。浮上のきっかけをなんとしてでも掴みたい本田は東1局、幸先良くリーチ・ツモ・平和・ドラの5200点をアガると、東3局では小林から發・ドラ3の満貫・8000点をもぎ取った。後半、茅森の追撃があったものの、放銃を回避し続けてギリギリの逃げ切り。「そんなにカッコいいトップじゃなかったですね」と苦笑したが、久しぶりの勝利で「本田ナイスだ!」「本田さんおめでとう!!ありがとう!!」「マジで本田よく耐えた!!!」「今日の対局は泣ける」「よかったよぉぉぉぉぉ」「雷電おめでとう!!!」「充電完了!!!」などとファンを大いに沸かせた。

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 これでチームは、2022年初となる待望の勝利を手にした。とはいえ、まだまだ上位どころか7位との差も大きく、試合後のインタビューで本田は「チーム状況は苦しい」とコメント。「ちょっと現状は本当に悔しい」「ひょっとしたら他のチームからまで応援される状況になっちゃってる」と現状を冷静に見つめなおし、「チームとしては浮上したいと思ってるので、応援よろしくお願いします」と表情を引き締めた。「シーズンを終えた後に、後悔しない麻雀を打ちたい」。ここまで個人成績31位と苦しみ続ける本田だが、粘りのトップは心が一切、折れていない証。魅せる麻雀、面白い麻雀を信条とするTEAM雷電が、レギュラーシーズン突破へ向けて再スタートを切った。

【第1試合結果】

1位 TEAM雷電・本田朋広(連盟)3万2700点/+52.7
2位 セガサミーフェニックス・茅森早香(最高位戦)3万1700点/+11.7
3位 EX風林火山・勝又健志(連盟)2万800点/▲19.2
4位 U-NEXT Pirates・小林剛(麻将連合)1万4800点/▲45.2

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。
ABEMA/麻雀チャンネルより)

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