渡辺明王将の封じ手から第3局再開 藤井聡太竜王、勝てば史上4人目、最年少五冠に王手の一局/将棋・王将戦七番勝負 将棋藤井聡太,渡辺明 2022/01/30 09:02 拡大する 将棋のALSOK杯王将戦の七番勝負第3局が1月30日に2日目を迎えた。前日29日に渡辺明王将(名人、棋王、37)が封じた手が開封され、挑戦者の藤井聡太竜王(王位、叡王、棋聖、19)の手番で対局は再開した。形勢はほぼ互角、持ち時間でも大きな差はなく、本格的な戦いはここからだ。【動画】朝日杯では「がっくり」シーンが話題になった藤井聡太竜王 同シリーズは第1局、第2局と藤井竜王が連勝。第1局は熱戦となったが、第2局は1日目からリードを奪った藤井竜王が2日目に入ってもそのまま突き放す快勝を収め、シリーズの流れを掴んだ。この第3局に勝てば史上4人目、最年少にして10代としては初の五冠達成に王手がかかる。対する渡辺王将は同タイトル3連覇中だが、開幕から2連敗で4連覇に黄信号。まずは流れを変える1勝を挙げたいところだ。 続きを読む