日本将棋連盟による2月14日週の公式戦は、19日に棋王戦五番勝負の第2局が行われる。王将戦七番勝負ではタイトル防衛に失敗した渡辺明棋王(名人)だが、永瀬拓矢王座を迎え撃つシリーズでは、一気の連勝で10連覇に王手をかけられるか。主な対局は以下の通り。
【中継】棋王戦 五番勝負 第二局 渡辺明棋王 対 永瀬拓矢王座
2月14日(月曜日)
棋王戦コナミグループ杯予選 中村亮介六段 対 黒田尭之五段 (携帯中継)
大成建設杯清麗戦予選 香川愛生女流四段 対 本田小百合女流三段 (携帯中継)
2月15日(火曜日)
竜王戦6組 古森悠太五段 対 狩山幹生四段 (携帯中継)
王座戦二次予選 谷川浩司九段 対 西田拓也五段 (携帯中継)
棋王戦コナミグループ杯予選 中田宏樹八段 対 伊藤匠四段 (携帯中継)
棋王戦コナミグループ杯予選 高橋道雄九段 対 千葉幸生七段 (携帯中継)
ヒューリック杯棋聖戦二次予選 屋敷伸之九段 対 八代弥七段 (携帯中継)
2月16日(水曜日)
竜王戦6組 黒田尭之五段 対 冨田誠也四段 (携帯中継)
お~いお茶杯王位戦挑決リーグ 羽生善治九段 対 久保利明九段 (ABEMA・携帯中継)
29期連続で維持していた順位戦A級からの陥落が決まっている羽生九段。通算18期も獲得している王位戦では挑戦者決定リーグに参戦し、藤井聡太王位(竜王、叡王、王将、棋聖)への挑戦と、タイトル通算100期の大記録を目指す。なお、昨期は挑戦者決定戦まで進んでいる。持ち時間は各4時間で、先手は羽生九段。
王座戦二次予選 澤田真吾七段 対 服部慎一郎四段 (携帯中継)
棋王戦コナミグループ杯予選 渡辺大夢六段 対 藤森哲也五段 (携帯中継)
叡王戦本戦 三浦弘行九段 対 近藤誠也七段 (ABEMA・携帯中継)
2月17日(木曜日)
竜王戦3組 阿久津主税八段 対 及川拓馬七段 (携帯中継)
棋王戦コナミグループ杯予選 宮田敦史七段 対 阿部光瑠七段 (携帯中継)
叡王戦本戦 佐藤天彦九段 対 糸谷哲郎八段 (ABEMA・携帯中継)
ALSOK杯王将戦一次予選 豊川孝弘七段 対 北浜健介八段 (携帯中継)
大成建設杯清麗戦予選 伊藤沙恵女流三段 対 山口恵梨子女流二段 (携帯中継)
2月18日(金曜日)
竜王戦1組出決 阿部健治郎七段 対 佐々木勇気七段 (携帯中継)
王座戦二次予選 丸山忠久九段 対 八代弥七段 (携帯中継)
棋王戦コナミグループ杯予選 深浦康市九段 対 小倉久史七段 (携帯中継)
棋王戦コナミグループ杯予選 島朗九段 対 本田奎五段 (携帯中継)
2月19日(土曜日)
棋王戦第2局 渡辺明棋王 対 永瀬拓矢王座 (ABEMA・携帯中継)
第1局は10連覇を目指す渡辺棋王が接戦を制したこのシリーズ。タイトル戦としては短期決戦の五番勝負だけに、この第2局の結果がタイトルの行き先を決める重要局になる。ALSOK杯王将戦七番勝負では、藤井竜王に4連敗で防衛失敗と悔しい結果となっただけに、二冠維持に向けて、永瀬王座の粘り強い将棋にも根負けせずに勝ち切りたいところだ。持ち時間は各4時間で、先手は渡辺棋王。
2月20日(日曜日)
叡王戦本戦 船江恒平七段 対 佐々木大地五段 (ABEMA・携帯中継)
(写真提供・日本将棋連盟)