将棋の叡王戦本戦トーナメント1回戦が2月17日に行われ、佐藤天彦九段(34)と糸谷哲郎八段(33)が午前10時から対局を開始した。勝者は2回戦で丸山忠久九段(51)と対戦する。
【中継】叡王戦 本戦トーナメント 佐藤天彦九段 対 糸谷哲郎八段
佐藤九段は、2006年10月に四段昇段。竜王戦1組(1組:8期)、順位戦A級(A級以上:7期)。タイトルは名人3期、棋戦優勝は4回。高いファッションセンスや、クラシック音楽が好きなこと、その立ち居振る舞いなどから「貴族」の愛称がついている。直近10局では8勝2敗と好調だ。
糸谷八段は、2006年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組以上:8期)、順位戦A級(A級:4期)。タイトルは竜王で1期、棋戦優勝は1回。早見え早指しの実力者として知られ、対局外の活動でも将棋の普及、ファン層の拡大に熱心な棋士でもある。直近は公式戦3連敗を喫しているが、うち2敗が佐藤九段だ。
叡王戦の本戦トーナメントは、段位別の予選を勝ち抜いた12人と前期ベスト4以上の4人、合計16人で行われ、優勝者が藤井聡太叡王(竜王、王位、王将、棋聖、19)への挑戦権を得る。
持ち時間は各3時間で、振り駒の結果、先手は糸谷八段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)