将棋の叡王戦本戦トーナメント2回戦が3月7日に行われ、豊島将之九段(31)と服部慎一郎四段(22)が午前10時から対局中。戦型は角換わりで、両者ともに腰掛け銀を採用した。
【中継】叡王戦 本戦トーナメント 豊島将之九段 対 服部慎一郎四段
豊島九段は、2021年度の成績が52局で26勝26敗、勝率.500。年度開始の時点では竜王と叡王の二冠保持者だったが、どちらも藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、19)に奪われ、現在は無冠となっている。藤井竜王にはかなり苦しめられたが、無冠になった後の将棋日本シリーズ JTプロ公式戦では、決勝でその藤井竜王に勝利し一矢報いることに。タイトルホルダーに復帰するためにも、この叡王戦では挑戦権を獲得しリベンジマッチを実現させたいところだ。
服部四段は、デビュー2年目となる今年度にブレイク。加古川青流戦で自身初の棋戦優勝を果たすと、50局で40勝10敗とし、勝率も.800とハイアベレージ。年度末ながら藤井竜王、伊藤匠四段(19)を加えた3人で、勝率8割を超えるハイレベルな勝率1位争いを繰り広げている。
叡王戦の本戦トーナメントは、段位別の予選を勝ち抜いた12人と前期ベスト4以上の4人、合計16人で行われ、優勝者が現タイトル保持者の藤井叡王への挑戦権を得る。
持ち時間は各3時間で、振り駒の結果、先手は豊島九段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【昼食の注文】
豊島将之九段 銀だら西京焼き弁当 服部慎一郎四段 国産牛生姜焼き弁当
【昼食休憩時の残り持ち時間】
豊島将之九段 2時間8分(消費52分) 服部慎一郎四段 1時間54分(消費1時間6分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)