大相撲三月場所>◇五日目◇17日◇大阪・エディオンアリーナ大阪

 初日から4連敗と不調のカド番大関・正代(時津風)が、前頭三枚目・阿武咲(阿武松)を上手投げで下して今場所初白星を挙げた。五日目でようやく1勝目を手にした正代に、ファンからは「泣いちゃった」「良かったです」と喜びの声が寄せられた。

 この日の取組で正代は、先場所黒星を喫した阿武咲と対戦。立ち合い踏み込んだ阿武咲を胸で受け止めた正代は、下からのど輪で押し上げてくる相手の攻めに屈せず、もろ差しから下手を取って右四つの体勢へ。その後、左上手を取ると、豪快な上手投げを決めて見事に勝ち星を挙げた。カド番で迎えた三月場所、五日目にしてようやく初白星を挙げた正代に、館内からは大きな拍手が沸き起こっていた。

 正代の取組を受けて、ABEMAで解説を務めた元小結・旭道山は「立ち合いよかった。よく踏ん張った」と感慨深げに一言。続けて「(阿武咲が)圧力をかけてるんですけど、正代さんはしぼりながら『下がるか!』という顔をしていました。右を差した瞬間も良かったですね」と称賛しつつ、「(今場所のスタート地点に)立ったし、今日感じたと思うんですよ。まず立ち合いを強くする。そしたらまた白星が増えていきますから」と明日以降の正代の取組にも期待を寄せた。

 今場所初白星を手にした正代の姿に、視聴者からも「やったー!」「おめでとう」「良かったです」「泣いちゃった」「ほっとした」「明日からまたがんばろう!」といった祝福と激励の声が続々と寄せられた。

 なおこの日の取組で大関・御嶽海(出羽海)は1敗目を喫し、幕内で全勝は早くも前頭七枚目・高安(田子ノ浦)だけとなった。なお、前頭二枚目・玉鷲(片男波)に押し倒しで敗れて2敗目を喫した横綱・照ノ富士(伊勢ヶ濱)は、六日目からの休場が発表された。(ABEMA『大相撲チャンネル』)