<大相撲三月場所>◇六日目◇18日◇大阪・エディオンアリーナ大阪
前頭二枚目・逸ノ城(湊)がはたき込みで前頭筆頭・宇良(木瀬)を下して4勝目を挙げた一番で、敗れた宇良が前のめりになって逸ノ城の足元に倒れ込んだ際、逸ノ城が宇良の頭に“ちょこん”と触れて気遣う様子に「イッチ優しい」「やさしさを感じる」と視聴者がほっこりする一幕があった。
身長190センチ・体重206キロの巨漢・逸ノ城と身長176センチ・体重147キロの小兵・宇良の体格差対決となった一番。立ち合い宇良の低い当たりを大きな体で受け止めた逸ノ城は、力強く押し込んで前に出ると、一転して変化。大きくバランスを崩した宇良は前のめりになり、土俵上にうつ伏せに倒れて5敗目を喫した。
勝負が決した直後は館内から悲鳴にも似た声が上がって騒然となったが、倒れ込んだ宇良を逸ノ城が気遣うと、一転して館内は大きな拍手に包まれていた。
取組を受けて、ABEMAで解説を務めた元小結・臥牙丸は「(宇良が)前に出ようとしたところで(逸ノ城が)引いたんですけど、まわしを取らせたくなかった感じでしたね」と説明。続けて「戦うときは“怪我をしてもいい”と思うぐらいの気持ちなんですけど、土俵を降りると“怪我がなくて良かったな”となるんです」と、自身の経験を振り返りつつ怪我をせずに取組を終えることも大事だと語った。
倒れた宇良を気遣うように手を差し伸べるような仕草を見せた逸ノ城の姿に、視聴者からは「イッチ優しい」「やさしさを感じる」「いちこ優しいな」といった声が相次いで寄せられた。(ABEMA『大相撲チャンネル』)
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