将棋のヒューリック杯棋聖戦決勝トーナメント2回戦が3月24日に行われ、渡辺明名人(棋王、37)と三浦弘行九段(48)が午前10時から対局を開始した。勝者はベスト4に進出、久保利明九段(46)と鈴木大介九段(47)の勝者と対戦する。
【中継】ヒューリック杯棋聖戦決勝トーナメント 渡辺明名人 対 三浦弘行九段
渡辺名人は、2000年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組以上:16期)で、第79期名人(A級以上:12期)。タイトル通算30期は歴代4位、現役2位。棋戦優勝は11回。竜王、棋王で永世称号の有資格者で、20日には永瀬拓矢王座(29)との棋王戦五番勝負を制して、棋王10連覇を達成した。
三浦九段は、1992年10月に四段昇段。竜王戦2組(1組:13期)、順位戦B級1組(A級:19期)。タイトルは棋聖で1期、棋戦優勝は3回。研究熱心な棋士で知られ、ベテラン・若手問わずに研究会を行う。また時間を見つけては詰将棋を解いているというエピソードが、数多く残っている。
棋聖のタイトルは藤井聡太棋聖(竜王、王位、叡王、王将、19)が保持しており、昨期は渡辺名人が挑戦者となったものの、藤井棋聖が3勝0敗のストレートで防衛を果たした。
持ち時間は各4時間で、振り駒の結果、先手は三浦九段。ABEMAでは、この対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)