羽生善治九段、2021年度締めの一局に久々の三間飛車を採用/将棋・王座戦二次予選
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 将棋の王座戦二次予選が3月31日に行われ、羽生善治九段(51)と高野智史六段(28)が現在対局中だ。戦型は高野六段が居飛車を選んだのに対し、羽生九段は振り飛車の一つ、三間飛車を採用。早々に関係者、ファンからも注目を浴びている。

【中継】王座戦 二次予選 羽生善治九段 対 高野智史六段

 今年度はプロ入りしてから初の勝率5割を切り、名人9期を含み29期連続で維持していた順位戦A級からも陥落するなど、厳しい一年となった羽生九段。年度の締め括りとなる一局に、どんな形で挑むのかに関心が集まっていたが、羽生九段は三間飛車を選択。もともと居飛車、振り飛車、どちらも指しこなすオールラウンダーではあるものの、振り飛車の採用率の方が低く、三間飛車に限れば2020年7月の銀河戦、当時は七段だった藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、19)との対戦以来と言われている。

 持ち時間は各5時間で、振り駒の結果、先手は高野六段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

【中継】王座戦 二次予選 羽生善治九段 対 高野智史六段
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