将棋の年度表彰にあたる、第49回将棋大賞の各賞が発表され、藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、19)が、2年連続2度目となる最優秀棋士賞に選ばれた。藤井竜王は、出場した5つのタイトル戦で全てタイトルを獲得する大活躍で、棋士の序列1位にもなり、また対局数(64局)、勝利数(52)でも全棋士1位、勝率.812、19連勝(いずれも2位)など、トップ棋士との対戦が続く中でも、突出した好成績を残した。新年度に入って早々、4月からはタイトルの防衛戦がスタートするが、2021年度同様の活躍が続くか注目だ。