ついに幕を開けたプロ野球2022シーズン。監督就任が決まってから一挙一動が注目されてきた“BIGBOSS”新庄剛志監督率いる北海道日本ハムファイターズは、まさかの開幕5連敗。6戦目で初勝利をあげる厳しいスタートとなったが、元千葉ロッテマリーンズの里崎智也氏は「スタートダッシュできなくても大したことはない」との見方を示した。
先月31日の埼玉西武ライオンズ3回戦でようやく初勝利を手にした日本ハム。里崎氏は「5連敗中はなかなかタイムリーが出なかった。この勝った試合では、淺間の先制2ランから始まって、その後に近藤のタイムリーと、欲しいところで点を取った。しかも、複数点取れたのが大きかった」と試合運びについて分析しつつ、「やっぱり勝てないと(ファンは)つまらない」と率直に話す。
日本ハムは攻守にまだ課題があり、「発展途上中」との見方を示す里崎氏だが、「スタートダッシュはするに越したことはないが、しなかったからって大したことはない」とも指摘。現役時代の2002年シーズンにロッテが開幕11連敗を喫した自身の経験に触れた上で、「そこまではしちゃダメ(笑)。(新庄監督は)『あと5負けてもいい』って言ってたけど、さすがにそんなに負けたら取り返しつかなくなる」と語った。(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)