羽生善治九段、ドラフト指名は同じメンバーで勝負の2年目「去年よりもう一歩先に進みたい」/将棋・ABEMAトーナメント
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 将棋界のレジェンド・羽生善治九段(51)の人生2回目のドラフト会議は、同じ仲間を選ぶことに集中した。プロ将棋界の早指し団体戦「第5回ABEMAトーナメント」のドラフト会議が4月2日に放送され、羽生九段は1巡目に中村太地七段(33)、2巡目に佐藤紳哉七段(44)と、昨年と同じメンバーを指名。「1年目より2年目の方がチームとしていい形になる」と、成熟度を高めて上位進出を狙うと決めた。

【動画】ドラフト会議指名結果と予選リーグ組み合わせ

 昨年、自身初のドラフト会議に参加した羽生九段だが、今年も同じ名前を紙に書いた。将棋界屈指の好青年と言われる中村七段と、かつら飛ばしの特技を持つ佐藤七段。前回大会は、この3人でチーム動画を収録し、ババ抜きをしたり座禅を組んだりと、羽生九段にとっても斬新な機会になった。大会中には中村七段のYouTubeチャンネルにも出演し、チームのTwitterアカウントでも発信した。「YouTubeは、こんな感じで撮影しているんだとか、撮影側を知ることができていい経験になりました。Twitterも全くやったことがなかったんですが、やってみるとこういう感じなのかと、少しわかりました」と、初体験づくしだった。

 前回は予選で3チームが勝敗数、得失点差で並び、プレーオフで辛くも勝ち抜いた。予選最終局では、負ければ敗退、しかも局面は劣勢という状況から逆転勝利を収めるなど、大きな見せ場も作った。ただ、本戦は1回戦で敗退し「ちょっとチームとしても残念なところもあったので、新たなバージョンとして同じメンバーとしてできたらいいなと思いました」と、再チャレンジする。各チームの指名については「若手の強い人から結構ベテランまで、広く参加する形になりましたね」と、幅広い層の棋士が選ばれたことを歓迎した。

 目標は、まずは前回を超えること。その上で「最終的に優勝できればいいですね」と、一歩ずつ頂点を目指す。個人としては順位戦A級からの陥落など、前年度はプロ入り以来、最も苦しいシーズンを送った羽生九段だが、仲間の力が結集するこの団体戦で自らに刺激を与え、復活の狼煙を上げる。

◆第5回ABEMAトーナメント 第1、2回は個人戦、第3回からは3人1組の団体戦として開催。ドラフト会議で14人のリーダー棋士が2人ずつ指名。残り1チームは、指名を漏れた棋士がトーナメントを実施、上位3人がチームとなり全15チームで戦う。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。チームの対戦は予選リーグ、本戦トーナメント通じて5本先取の9本勝負。予選は3チームずつ5リーグに分かれて実施。上位2チーム、計10チームが本戦トーナメントに進む。優勝賞金は1000万円。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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