独創的な棋風で知られる“会長”も、考えもしなかった事態に面食らった。プロ将棋界の早指し団体戦「第5回ABEMAトーナメント」のドラフト会議が4月2日に放送された。日本将棋連盟の会長でもある佐藤康光九段(52)は2大会連続で森内俊之九段(51)、谷川浩司九段(59)とチームを組んでいたが、今年は会議冒頭にチームを変えると宣言。1巡目に松尾歩八段(42)を指名したものの、山崎隆之八段(41)と重複し、抽選ではずれ。「予定外でした」と慌てることになった。