【MLB】エンゼルス-アストロズ(4月10日・日本時間11日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手が本拠地でのアストロズ戦に「1番・DH」で先発出場し、1回の第1打席はキャッチャーへのファールフライに倒れた。ファールを打った際には、左手がしびれた様子を見せ、その衝撃の大きさを物語ることになった。
開幕3戦では13打数1安打、打率.077と調子が上がっていなかった大谷は、インハイの速球に詰まらされるシーンも目立っていた。この日のアストロズの先発は昨季8勝3敗の右腕ウルキーディ。大谷は昨年7打数2安打で1本塁打も記録している。ウルキーディは初球から95マイル(約153キロ)のストレートを投げ込むと、テンポ良くストレートを続ける。大谷も打ちに行くが捉えることができず、3球目のインハイの95マイルのストレートを打った際には、芯を外され手がしびれたのか左手を振る仕草を見せた。
結局第1打席はフルカウントから同じようにインハイの速球に詰まらされキャッチャーファールフライに打ち取られた。それでも第2打席には、ほぼ同じコースにきた95マイルのストレートを強振、打球速度が119.1マイル(約191.6キロ)に達する爆速のエンタイトルツーベースを放つなど、対応力の高さも披露。改めて驚異的な打球速度を生むスイングの速さの証明にもなった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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