【MLB】エンゼルス4－5オリオールズ（4月23日・日本時間24日／アナハイム）
エンゼルスの大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場した試合で、大谷の頼れるチームメイトであるアンソニー・レンドン三塁手の“超絶”美技が飛び出し、ファンの間で大きな注目を集めた。
試合は1回表にオリオールズが2点を先制し、その裏にすぐさま2番・トラウトが復帰2戦目での復活弾を放ってエンゼルスが1点を返す。5回裏にはトラウトがこの日2本目となる4号ソロで2-2の同点に。これに勢いづいたエンゼルスは、続く6回裏に6番・マーシュの2ランが飛び出して逆転に成功する。
そしてオリオールズ7回表の攻撃、エンゼルスの2番手・ループから先頭の8番・ベンブームが二塁への内野安打で出塁。この場面で打席に立ったのは、9番・マテオ。マテオは初球・外角のシンカー、2球目・内角低めのカットボールを立て続けに強振するも空振り。カウント0-2と追い込まれての3球目、真ん中低めのカットボールを振り抜くと、鋭い打球が低い弾道で三遊間を襲った。
すると、これをエンゼルスの三塁手・レンドンが横っ飛び。左手をいっぱいに伸ばしての華麗なダイビングキャッチを披露した。これには打ったマテオもガッカリ。キャッチの瞬間、思わず飛び上がって手を叩いて悔しがり、その後、ベンチへと引き上げていく際にも、首を傾げながら酷く落胆した様子を浮かべた。一方、自らのピンチを救ってきれたレンドンのプレーに、マウンドのループは大喜び。満面の笑みを見せた。
レンドンによるこの“超絶”美技に、「レンドンが飛んだ！！！」「やばい」「すげええええええ！」「これはゴールドクラブ」「これで酒飲めるな」と興奮の声が多数寄せられたが、エンゼルスはこの回に喫した3失点が響き4－5で惜敗した。なお、この日の大谷は投ゴロ、三直、空振り三振。第4打席には四球を選ぶと今季3つ目の盗塁を記録するも、9回の第5打席は空振り三振に倒れ、打率を.206とした。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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