チーム動画史上一番過酷!?糸谷哲郎八段が火渡り&滝行で必勝祈願「チャレンジ精神に敬服」とファン騒然
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 竜王戴冠経験を持つトップ棋士の過酷ミッションにファンが騒然となった。4月16日から本大会の模様が放送されている将棋界の早指し団体戦「第5回ABEMAトーナメント」。例年、予選放送前にはチームが結束力を高めるチーム動画の収録が恒例となっている。糸谷哲郎八段(33)、黒沢怜生六段(30)、西田拓也五段(30)の3人は、「火渡り&滝行」の荒行に挑戦。昨年はバンジージャンプに挑み、棋士のイメージを打破した糸谷リーダーだったが、今年もファンの期待を大きく上回るビックチャレンジに「棋士って大変だなぁ」「去年を超える過酷さ」と驚きの声が寄せられた。

【動画】チーム動画史上一番過酷!?チーム糸谷の荒行体験!

 糸谷八段の「先に謝っておきます!申し訳ありませんでした!」というまさかの謝罪から始まったチーム動画。第3回大会で6勝2敗という好成績を残した黒沢六段は「昨年バンジー(ジャンプ)やってましたけどあれ以上ってあるんですか?!」、糸谷八段の弟弟子でもある西田五段は「初めてのABEMAトーナメントなのでちょっと怯えているんですけど」と一気に緊張感が高まった。ファンの期待に応えるべく糸谷八段が選んだのはまさかの「火渡り&滝行」。昨年のバンジージャンプ挑戦では達成できなかった悲願の優勝に懸ける思いの深さをのぞかせた。

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 火渡りは、赤々と燃え盛る薪炭の上を裸足で歩くことで仏教僧や修験者などが悟りを開くための修行法のひとつ。一瞬でも気を緩めればやけどやケガも起こりえる危険な挑戦だが、妙法蓮華経の一節「念彼観音力(ねんぴかんのんりき)」を繰り返し唱えることで高い集中力を保つことができると言われている。竜王獲得経験を持つ糸谷八段をもってしても「いや熱いです!厳しい修行です」と顔をゆがませずにはいられない過酷な修行だ。しかし意外にも黒沢六段は「見た目より怖くない。楽しいですよ!皆さんもよければ!」とさわやかな笑顔でファンに呼び掛ける余裕も見せていた。

 導者である仙人の吹くほら貝の音色に導かれてたどり着いたのは、次なる挑戦の現場である滝つぼ。滝行は、滝に打たれながら経を唱え続けることで心身を鍛え上げる修行法だ。轟々と流れる水流を前に、全員で「念彼観音力!エーイ!エイ!」と大声を張り上げ集中力を最大限に高める。撮影当時には氷柱が目立つほどの極寒の中、もうここまでくればカメラを意識する余裕はない。滝の落差は23メートル。立っているのもやっとというほどの水圧が容赦なく3人を襲う。何度倒れそうになっても、何度も悲鳴を上げながらも全員で力を合わせて勇敢に荒行を乗り切り、最後には「必ず勝つぞー!」と滝に必勝を誓った。

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 過去のチーム動画イチ厳しい挑戦といっても過言ではない。黒沢六段からは「今までの人生で一番辛かったです…」、西田五段からは「死ぬかと思いました…、頭が真っ白」と悲鳴が漏れていたが、糸谷八段は「バンジー(ジャンプ)と比べてもだいぶ厳しい修行だったけど、気合が入りましたね!」とどこか満足気な様子。ファンからも「チャレンジ精神に敬服」「期待を裏切らないにもほどがある!」と大きな反響が寄せられていた。

 ◆第5回ABEMAトーナメント 第1、2回は個人戦、第3回からは3人1組の団体戦として開催。ドラフト会議で14人のリーダー棋士が2人ずつ指名。残り1チームは、指名を漏れた棋士がトーナメントを実施、上位3人がチームとなり全15チームで戦う。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。チームの対戦は予選リーグ、本戦トーナメント通じて5本先取の9本勝負。予選は3チームずつ5リーグに分かれて実施。上位2チーム、計10チームが本戦トーナメントに進む。優勝賞金は1000万円。(ABEMA/将棋チャンネルより)

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