将棋の名人戦七番勝負第3局は5月8日、福岡県福岡市の「アゴ-ラ福岡 山の上ホテル&スパ」で渡辺明名人(棋王、38)と斎藤慎太郎八段(29)が2日目の対局を行っている。17時までに79手進行。渡辺名人がペースを握っており、斎藤八段は勝負所を迎えている。30分の夕食休憩をはさみ、勝負は終盤戦へ向かう。
 【動画】第80期名人戦七番勝負第三局 1日目 渡辺明名人対斎藤慎太郎八段
 難解な中盤戦を経て、渡辺名人が主導権を握った。斎藤八段が渡辺陣の深くに成りこんだ馬を桂馬で封じ込める。対局を中継しているABEMAの「SHOGI AI」でも形勢の評価パーセントはわずかながら渡辺名人側へ。斎藤八段は残りの持ち時間が49分と1時間を切っており、勝負どころで夕食休憩をはさむことになった。