5月13日、民放労連沖縄支部で「沖縄返還50周年を考えるシンポジウム」が開催された。歴史学者や大学教授が名を連ねる中、一人の男性に注目が集まった。
「僕は学者でもないし、先生でもない。詳しいデータとか法律とか、よくわからないんですけど…」
そのように話すのは“まーちゃん”こと小波津正光さん。沖縄で活躍するお笑い芸人だ。なぜ、小波津さんがシンポジウムに呼ばれたのか。その理由について、民放労連沖縄地連の後藤政司書記長は「基地問題をいかに身近に考えていくかという中で、テーマとして合致していた」と説明する。