【MLB】レンジャーズ7-4エンゼルス(5月16日・日本時間17日/アーリントン)
エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場。無死一、三塁のチャンスで迎えた1回の第1打席にあと少しで3試合連続、さらに日米通算150号の9号3ランかという打球速度116.5マイル(187.5キロ)の弾丸タイムリーツーベースを放つも、その後は3三振。チームもレンジャーズとの3連戦初戦は痛い黒星発進となった。1打席目の弾丸ライナーに多くのファンが“3戦連発”を期待したこの試合。大谷が見逃し三振に倒れた3回第2打席の“一球の判定”を巡って大谷自身はもちろん、ファンからも賛否、様々な反応が寄せられた。
問題の場面は1死ランナー無しで迎えた大谷の第2打席。レンジャーズ先発右腕のジョン・グレイとの2度目の対決。フルカウントで迎えた6球目は、83マイル(約134キロ)のスライダー。バッグドア気味に絶妙なコントロールでアウトコースをかすめた一球に球審がストライクのコールをすると、見逃し三振に倒れた大谷は球審の判定に対して手を振って不満気な素振りを見せ、スタジアムも騒然となった。
しかし、この問題の一球。MLBの公式データサイト「Baseball Savant」で公開されたデータによると「ストライク判定」だった。いずれにしてもストライク、ボールともとれる際どい判定だけに、試合を中継したABEMAの視聴者からは「これはいい球」「ギリ入ってる」「見事な球」という声。一方では「え、ストライク?」「ボールでしょ」などの反応。そのほかにも「我慢しよ」「セルフジャッジしない」「そのジェスチャーはダメ」など、今後の打席に対する影響を懸念する声も聞かれた。
この試合まで、直近7試合で4本の本塁打を含む29打数10安打、打率.345と絶好調を継続。さらに1打席目に弾丸タイムリーツーベースを放った大谷だが、その後は空振り三振、見逃し三振に倒れるなど3三振。大谷のバットから快音は聞かれなかった。
この日、実況を務めたAKI猪瀬氏は大谷が第2打席に見逃し三振を喫した直後に「球審はシュー・ウォーターが務めています。カナダ出身の球審で今季が7年目。カナディアンのフルタイムの球審は2002年に名審判と言われていたジム・マッキオンが引退して以来、カナディアンのフルタイムの球審はいませんでした。久しぶりに誕生したカナダ出身のフルタイムの審判です」と球審について紹介する一幕もあった。
大谷翔平は日本時間19日のレンジャーズ戦で今季4勝目を目指してマウンドに上がる予定。打者としても日米通算150号まで残り1本と迫っている大谷だけに、この3連戦は投打での活躍から目が離せない。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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