将棋の渡辺明名人(棋王、38)に斎藤慎太郎八段(29)が挑戦する名人戦七番勝負第4局が5月19日、山口県山口市の「山水園」で1日目の対局が行われている。シリーズはここまでに渡辺名人2勝、斎藤八段1勝。本局は斎藤八段の先手で、戦型は「相掛かり」になった。
【中継】名人戦七番勝負第四局1日目 渡辺明名人対斎藤慎太郎八段
シリーズは渡辺名人が開幕から連勝を飾り、幸先の良いスタートを切った。第1局、第2局ともに中盤で優位に立つと、終盤も危なげなくリードを拡大して勝利を掴む盤石の強さを見せつけた。5月7・8日に行われた第3局は、斎藤八段の粘り強さが光り最終盤で逆転、待望の1勝目を挙げ初の名人獲得に向けて巻き返しを狙っている。
第4局は先手番の斎藤八段が「相掛かり」を志向。時折鳥のさえずりが響く自然豊かな環境の中、1日目の午前中からテンポよく指し進められている。斎藤八段が自陣に角を打つ工夫を見せ、現在渡辺名人が考慮中。正午から1時間の昼食休憩をはさんで対局再開、午後6時30分に「封じ手」を予定している。
持ち時間は各9時間の2日制。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
【午前のおやつの注文】
渡辺明名人 いちごのショートケーキ、アイスコーヒー
斎藤慎太郎八段 小郡饅頭、抹茶
【昼食の注文】
渡辺明名人 海鮮丼(わさび抜き)
斎藤慎太郎八段 西京はもまぶし
【昼食休憩時の残り持ち時間】
渡辺明名人 7時間35分(消費1時間25分)
斎藤慎太郎八段 7時間53分(消費1時間7分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)