挑戦者の斎藤慎太郎八段が65手目を封じる 緊張状態保たれたまま持ち時間は渡辺明名人が2時間超リード/将棋・名人戦七番勝負第4局 将棋渡辺明,斎藤慎太郎 2022/05/19 18:45 拡大する 将棋の名人戦七番勝負第4局は5月19日に山口県山口市の「山水園」で行われ、65手目を挑戦者の斎藤慎太郎八段(29)が封じて1日目を終了した。翌20日午前9時頃に「封じ手」を開封し、渡辺明名人(棋王、38)の手番で再開する。【動画】名人戦第四局 渡辺明名人対斎藤慎太郎八段 対局開始時の様子 前年に続いて同じ対戦カードとなった今期の名人戦七番勝負は、好スタートを切った渡辺名人が2勝、第3局で斎藤八段が1勝を挙げて、その舞台を山口市に移した。第4局は斎藤八段の先手番で、戦型は相掛かりに。過去15回の対戦で、昨期の名人戦七番勝負第2局以来の戦型選択となった。前回は先手の渡辺名人が91手で勝利しているだけに、斎藤八段の描く全体像に注目が集まる。 続きを読む