斎藤慎太郎八段の封じ手開封、対局再開 渡辺明名人が3連覇王手か、挑戦者が追いつくか/将棋・名人戦七番勝負 将棋渡辺明,斎藤慎太郎 2022/05/20 09:03 拡大する 将棋の名人戦七番勝負第4局が5月20日、山口県山口市の「山水園」で2日目を迎えた。斎藤慎太郎八段(29)が前日に封じた65手目を立会人の桐山清澄九段(74)が開封し、午前9時頃に渡辺明名人(棋王、38)の手番で対局が再開された。【中継】名人戦七番勝負第四局2日目 渡辺明名人対斎藤慎太郎八段 シリーズは渡辺名人の2勝、斎藤八段の1勝で進行している。今局は、先手番の斎藤八段が相掛かりを志向。渡辺名人も応じ、1日目の午前中はテンポよく指し進められていた。角交換が行われたあと斎藤八段が自陣に角を放つ一手を見せると、渡辺名人が昼食休憩をはさむ長考から銀上がりで応じた。斎藤八段は角の成り込みと香を得るなど積極的な動きを見せたが、渡辺名人が堂々受けて立ち、形勢は均衡が保たれているとみられている。しかし、持ち時間は斎藤八段が多く消費しており渡辺名人とは2時間以上の差が。このタイムマネジメントがどう影響してくるかにも注目だ。 ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。 続きを読む 関連記事