大谷翔平、3打数無安打3三振直近18打席で10三振と急ブレーキ日米通算150号またも持ち越し

【MLB】エンゼルス2－4アスレチックス（5月20日・日本時間21日／アナハイム）

　エンゼルスの大谷翔平投手が「3番・DH」で先発出場し、4打席に立ったが3打数無安打3三振1四球に終わった。1回の第1打席こそ四球を選んだ後に今季6個目となる盗塁を決め、レンドンのタイムリーで生還するなど足で貢献したが、期待される打撃では相手バッテリーの配球に翻弄され、苦しい3三振。直近18打席では10三振を喫するなど、急ブレーキとなった。

【動画】大谷翔平、フルスイングも空振り三振

　5月に入り打撃が復調傾向と言われていた大谷だったが、ここに来て急ブレーキだ。前日に完全休養を挟んでリフレッシュした一戦となったが、第1打席はチャンスボールがなく、しっかりとボールを選んで四球。1点ビハインドの展開で盗塁と好走塁で生還するなど、チームを盛り上げた。

　ただ第2打席からは、完全にバランスを崩された。第2打席では追い込まれてから縦に大きく割れるカーブの前に空振り三振。第3打席では逆にカーブで追い込まれた後、内角高めの速球にバットが空を切り、2打席連続の空振り三振となった。第4打席は投手が代わったが、フルカウントから真ん中低めのスライダーに反応できず見送りの三振。まさかの3打席連続三振という結果には、地元のエンゼルスファンからも思わずどよめきだけでなく、ブーイングも交じるようになってきた。

　あと1本ホームランが出れば、日米通算150号という節目の記録に到達できるが、2試合連続ノーヒットに終わり、会心の当たりは5月16日（日本時間17日）に放ったセンターフェンス直撃のツーベース以来、出ていない。直近4試合で3三振、2三振、2三振、3三振と苦しむ中、明日の試合では全てを振り払う一発を放つことはできるか。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）