<大相撲五月場所>◇十四日目◇21日◇東京・両国国技館
前頭五枚目・翔猿(追手風)が、前頭十四枚目・王鵬(大嶽)を突き出しで下した一番では、激しい突っ張り合いが繰り広げられた。頭をゴツゴツとぶつけ合う様子に、解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「お互いイライラしてましたね。怒りが頂点に達して“この野郎絶対に引くか”って感じでしたね」とコメントした。
立ち合いから相手の中へと入っていく翔猿だったが、王鵬の突っ張りに、なかなか自分の相撲を取れない。頭をバチバチとぶつけながらの、激しい突っ張り合いが繰り広げられ館内が沸く中、最後は重心を低くした翔猿が突き出しで下した。翔猿は6勝目、王鵬は負け越しが決まった。
勝敗が決すると、実況席に座った清野茂樹アナウンサーは「ちょっと最後は王鵬が疲れちゃいましたね」とポツリ。元若乃花は「王鵬は持久力がないですね。筋力も少ないし、少ない上に上から当たってますよね。これでは王鵬の体の利も活かせないですよ」と敗因を分析。最後に「王鵬、もっとランニングを!」とトレーニングを勧めていた。
白熱の取組を受け視聴者からは「いい取り組み」「良いねー」「猿粘り勝ち」といったコメントが寄せられていた。
(ABEMA『大相撲チャンネル』)
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