大相撲五月場所>◇千秋楽◇22日◇東京・両国国技館

 横綱・照ノ富士(伊勢ヶ濱)が大混戦の夏場所を制した。初日に黒星、8日目までに3敗を喫しながらも、粘り強い相撲で、前頭四枚目・隆の勝(常盤山)と優勝争いのトップに並ぶまで白星を重ねた。千秋楽では、大関・御嶽海(出羽海)を下し、3場所ぶり7回目の優勝を決めた。

 賜杯争いトップに並んでいた隆の勝は、ここまで4敗と優勝の可能性を残していた前頭十二枚目・佐田の海(境川)との一番で、掬い投げで敗れた。

 勝てば優勝の結びの一番で照ノ富士は、御嶽海に何もさせず、寄り切りで下した。この取組を受け、ABEMAで解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏は「横綱、余裕でしたね」「もっと早く勝利することもできました。少し余裕で遊んでましたね。全然、力の差が違います」とコメント。大関の不振、さらに膝の状態が心配されていた中での優勝を受け、視聴者からは「優勝おめでとう!」「泣きそう」「これが横綱や!」などといったコメントが続々と寄せられていた。御嶽海は6勝9敗で夏場所を終えた。

 なお、大関・貴景勝(常盤山)は 大関・正代(時津風)を突き落としで下し、千秋楽でなんとか勝ち越しを決めた。正代と御嶽海は来場所、かど番で臨む。
(ABEMA『大相撲チャンネル』)