前頭十六枚目・翠富士(伊勢ヶ濱)が得意技“肩透かし”で、前頭九枚目・栃ノ心(春日野)を土俵に沈め、9勝目をあげた。鮮やかな決まり手を受け、相撲ファンからは「スーパーカタスカシスト」「でたあああ」「伝家の宝刀!」といった興奮気味な声が続々と寄せられた。
身長171センチの小兵ながら多彩な技を持ち、特に“肩透かし”を得意とすることで知られている翠富士。今場所では既に、4番肩透かしで勝利をあげていた。栃ノ心との取組では、相手に押されるも、すかさず肩透かしを決めて9勝目をあげた。栃ノ心は7敗目。
取組前、ABEMAで実況を務めた清野茂樹アナウンサーは「翠富士、得意の肩透かしが出るでしょうか?」とコメントしていただけに、勝負が決まると「出たー! 肩透かし!」と興奮気味。実況の声がある意味で“振り”になったこの取組を受け、視聴者も「予言すげー」「かっこいいー!」「うまいなー」「綺麗にきまった」「これ技能賞でよくね?」などと盛り上がりを見せていた。
(ABEMA『大相撲チャンネル』)