“諦めたらそこで対局は終了”。久保利明九段(46)がそれを体現した。将棋界の早指し団体戦「第5回ABEMAトーナメント」の予選Bリーグ第3試合、チーム菅井とチーム斎藤の対戦が5月21日に放送され、第2局、第5局で久保九段と木村一基九段(47)のベテラン対決が実現した。第5局では久保九段の捌きに対し、木村九段の抑え込みと互いに得意な形でぶつかり合い、最後には大逆転で久保九段が勝星を奪った。