【MLB】エンゼルス5-6ブルージェイズ(5月28日・日本時間29日/アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平が「2番・DH」で2試合ぶりにスタメンに復帰。4-6と2点を追う8回の第5打席はライトへのフライ(二塁手のサンティアゴが捕球し、記録は二飛)に倒れたが、バットを折りながらあと数メートルでフェンスオーバーという大飛球に大谷のライバルであるゲレロJr.が「あそこまで飛ぶ?」といったポカン顔を見せる一幕があった。
【映像】大谷翔平、バット折っても大飛球にゲレロJr.が「ポカン顔」
9番・ベラスケス、1番・レンヒーフォが連続三振に倒れ、2死ランナー無しで迎えた大谷の第5打席はブルーレイ5番手・リチャーズとの対戦。初球、2球目と落差のあるチェンジアップを連続で見送って迎えた3球目。同じくチェンジアップに反応してバットに当てた大谷だったが、縦に真っ二つに裂けたように割れたバットは一塁側のファウルグラウンド、ボールは反対の三塁側ファウルグラウンドを転々とした。
その後、バットを取り換えて打席に入ると、5球目のチェンジアップで再びバットが折れた大谷が放った打球はライトへ。打球速度87.6マイル(約140.9キロ)で舞い上がった308フィート(約93.9メートル)の放物線はフェンス手前で失速し、シフトによりこの位置に就いていた二塁手のサンティアゴによって捕球された。
まさかの大飛球にスタジアムは騒然となったが、その驚きは折れたバットを笑顔で拾ってベンチに戻る大谷の背中を「あそこまで飛ぶ?」といった様子で眺めていた一塁手のゲレロJr.の表情が物語っていた。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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