将棋の王座戦挑戦者決定トーナメントが6月2日に行われ、渡辺明名人(棋王、38)と石井健太郎六段(30)が、午前10時から対局を開始した。勝者は同トーナメントのベスト4に進出、大橋貴洸六段(29)との対戦が決まる。
【中継】王座戦挑戦者決定トーナメント 渡辺明名人 対 石井健太郎六段
渡辺名人は2000年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組以上:16期)で第79期名人(A級以上:12期)。タイトルは歴代4位、現役2位の通算31期。棋戦優勝は11回。タイトルでは竜王11期、棋王10期で永世称号の資格を得ている。5月29日には斎藤慎太郎八段(29)を下して名人3連覇を果たしたばかりだ。
石井六段は2013年10月に四段昇段。竜王戦3組、順位戦C級1組。通算勝率6割以上を維持する居飛車党で、渡辺名人と同じ所司和晴七段(60)を師匠とする兄弟弟子の関係だ。
現在のタイトル保持者は永瀬拓矢王座(29)で3連覇中。藤井聡太竜王(王位、叡王、王将、棋聖、19)は同トーナメント1回戦で敗れ、早々に姿を消している。
持ち時間は各5時間で、先手は渡辺名人。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)